十五夜 ~中秋の名月~原田建設株式会社

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2021/09/21

十五夜 ~中秋の名月~

こんにちは、Una casaスタッフの前田です。

今日9月21日は『十五夜』です。

8年ぶりの満月の十五夜ですが、残念ながら天気は夕方から下り坂の模様。

月が出た直後の早い時間が、お月見のチャンスのようです。

   

お月見といえば、"月見団子、うさぎ"ですよね。

でも、なぜうさぎなのか気になり調べてみました。

諸説色々あるようですが、インドの仏教説話「ジャータカ神話」が起源のようです。

その昔、さる、きつね、うさぎの3匹が仲良く暮らしていました。

彼らは、なぜ自分たちは獣の姿なんだろう・・・と悩んでいました。

前世の行いがよくなかったのかな?

ならば、今からでも人の役に立つことをしよう!と話していました。

それを知った神さまは、3匹がどのような善行を行うか試すことにしました。

自らの姿をお腹をすかせた老人の姿に変え、食べ物を恵んでくれるようお願いしました。

 

そして、さるは木の実や果物を、きつねは魚をとってきました。

しかし、うさぎは野山を懸命に探しましたが、食べ物を見つけることができません。

「必ず何か持ってくるから、火を焚いて待っていて」と言い残し、再び探しに行きます。

ですが、結局うさぎは、なにも持ち帰ることができませんでした。

すると、「私は何も持ってくることができませんでした。どうぞこの身を食べてください。」

そう言って、自ら火の中に飛び込みました。

その姿を見た老人は、元の神さまの姿に戻りました。

「今度生まれ変わるときは、必ず人間にしよう。

そして、自らの命を奉げたうさぎは、月の中に永遠にその姿を残すこととしよう。」

そう言って、慈悲深いうさぎの姿を後世まで残すため、うさぎを月に昇らせました。

  

「月うさぎ」に、こんなに切ない言い伝えがあったとは知りませんでした。

来世で人間に生まれ変わり、きっとステキな人生を送ったことでしょうね。

今晩、月の中で元気に餅つきをしてる、うさぎの姿が見れるといいですね。

それではみなさま、今日もステキな1日をお過ごしください。

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